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健康通信
好き嫌い予防のために3歳までにできること
今回はお母さん方から相談の多い「お子さんの好き嫌い」についてお伝えします。
今回は好き嫌いが始まる前のお話し
次回は好き嫌いが始まった後の工夫についてお話ししていきます♪
歯医者さんの食育相談
歯科医院でお子さんの食生活について
お話しする時には、
「むし歯予防」と「お口や顎の発達」の2つの視点から話しはじめることが多いです。
だらだら食べたり飲んだりしているお子さんには、食生活のリズムを整える提案をします。
しっかり噛まずにたべているお子さんにには、繊維質のかみごたえのあるものやかじりとる必要のある大きなものを食べる提案をします。
好き嫌いの悩み
そんな時に、親御さんからよく
好き嫌いの悩みについて相談されます。
好きな菓子パンだと食べてくれるけど、ご飯や野菜を食べてくれない。
お水やお茶はなかなか飲んでくれないけど、ジュースや牛乳なら飲んでくれる。
食べないことは切実な悩みですし
体重が減っていくような心配な場合は
小児科の先生に相談することも必要です。
ですが、好きな菓子パンやジュース、牛乳のようなカロリーの高いものでお腹が空かないからご飯を食べない
という場合もあります。
好き嫌いが始まる前の工夫
①3歳までは砂糖をできるだけとらない
こうした悪循環に陥らないために
好き嫌いがはじまる前の乳幼児期にできる工夫として
特に3歳までは
甘いものを出来るだけさけて
素材の味や出汁の旨みを感じられる
感性を育てることが
将来の好き嫌い予防に繋がります。
3歳まで、お砂糖をできるだけ避けることはむし歯予防だけでなく
健康的な食事を楽しむために効果的です。
②食べなくてもいろんな味を経過する
そして、早い時期にいろんな味を
経験しておくことも将来の好き嫌い予防として効果的です。
上手に食べて飲み込まなくても、
なめたりしゃぶったりする経験値を
積み重ねておくことが
将来食べることに繋がります。
「味覚の窓」とよばれる
新しい味への抵抗が少ない時期は
4〜7ヶ月まで、1歳半まで、3歳まで
と諸説ありますが
いずれにしても早めの時期から家族が食べている食材に興味をもてば、
食べるかどうかに関わらず
舐めたりしゃぶったり
チャレンジさせてあげることが
将来の好き嫌いを少なくし
食事を楽しむことに繋がります。
次回は好き嫌いが始まってしまった後の工夫について、体験談もまじえてお話しします。
食生活については、お子さんの個性やご家庭の環境も様々なので個別のご相談が多いテーマです。
個別の相談はハピリスキッズクラブ公式LINEより無料で受けつけていますのでぜひ登録してご相談ください。
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歯医者さんに聞いてみたいこと
リクエストもお待ちしています。
あなたの笑顔を応援する
歯科医師の横道由記子でした。