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健康通信
のどが渇いたら何を飲む?

今日は「むし歯予防デー」
歯と口の健康をみなおすきっかけの日です。
夏がはじまり、飲み物を飲む機会が増えるこの時期に、飲み物の選び方についてお伝えします。
私たちは日常生活や運動のときにいろいろな飲み物を手にすることがあります。
でも、その中に何が入っていてどんな役割があるのか。意外と知らずに選んでいませんか?
実は飲み物によって栄養や働きが大きく違うんです。
エナジードリンク
たとえばエナジードリンク。
元気が出そうなイメージがありますが、実はコーヒーと同じくらいのカフェインと、角砂糖7個分ほどの砂糖が含まれています。子どもの体はカフェインに慣れていないので、特に注意が必要です。
飲みすぎはもちろん、そもそも子どもが口にするのは避けたいですね。
スポーツドリンク
スポーツドリンクも運動のときによく飲まれますが、実はジュースと同じくらいの砂糖が入っているんです。
そして塩分は少なめなので、たくさん汗をかいたときのミネラル補給としては少し物足りない場合もあります。
さらに気をつけたいのが、スポーツドリンクを飲みすぎることによる虫歯のリスク。
砂糖を含んだ飲み物を頻繁に口にしていると、むし歯が歯に定着しやすくなります。
水やお茶などの砂糖が入っていない飲み物とうまく使い分けるのが大切です。
経口補水液
体調が悪くなったときや、熱中症対策として活躍するのが経口補水液。
これは砂糖だけでなく、梅干し1個分くらいの塩分も含まれていて脱水状態のときにしっかり体をサポートしてくれます。
ただし、これも普段からたくさん飲むものではありません。
必要なときに正しく飲むのがポイント。
運動中に使うときは、水で薄めて調整して使いましょう。
飲み物は歯の健康に大きな影響を与えます
こうして見てみると、飲み物はただ喉を潤すだけではなく、体調や歯の健康にも影響を与える大事な存在だということが分かります。
飲み物の成分や役割を知って、シーンに応じて上手に選ぶ習慣を身につけましょう。
どんなときにどんなものをのめばいいのかをまとめたリーフレットもありますので参考にしてみてください。
そして、甘い飲み物を飲んだあとは、うがいや歯みがきを忘れずに。
毎日のちょっとした意識が、将来の健康な歯を守ってくれますよ。
