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噛む力が健康寿命をのばす秘訣

今回は「噛む力と健康寿命」の関係についてお話しします。

なぜ「よく噛むこと」が大事なのか

年齢を重ねると、「歯が弱ってきた」「入れ歯だから、どうしても食べやすい柔らかいものを選んでしまう」という声をよく耳にします。

このようなお気持ちはとても自然なことです。けれども、実は「よく噛むこと」はシニア世代の健康に大きく影響しています。

噛むことには――

認知症予防:脳への血流を増やし、活性化することで認知機能を守る
健康寿命を延ばす:噛むことで栄養状態が改善し、体力や筋力の維持につながる
生活習慣病予防:しっかり噛むことで満腹感が得られ、肥満・糖尿病のリスクを下げる、唾液の分泌を促して免疫力を高める

といった効果があるのです。

研究から見える「噛む力」と健康の関係

噛む力の大切さは、多くの研究からもわかっています。

☑ 厚生労働省が推進する「8020運動」では、80歳で20本以上の歯を保っている人は健康寿命が長いことが示され、東京大学の調査からも明らかになっています。

☑ 東北大学の研究グループでも、歯が多い人ほど認知症のリスクが低いことが示されていて、噛むことが脳への刺激を保ち、認知機能の維持に寄与すると考えられています。

☑ また、日本老年歯科医学会が様々な研究から示した見解によると、義歯やブリッジでもしっかり噛める状態を維持できれば健康への効果は期待できるとされています。

つまり、「自分の歯が残っているかどうか」だけでなく、「しっかり噛める状態を保てているか」が大切なのです。

噛む力を守るためにできること

毎日の生活の中で、少し意識するだけで噛む力は守れます。

✅ 定期的な歯科検診で歯の健康状態を確認する
✅ 入れ歯やブリッジの調整をこまめに行い、「よく噛める」状態を保つ
✅ バランスの取れた食事をとる
✅ 食事の工夫として、繊維質の野菜、根菜などを取り入れ、自然に噛む回数を増やす

まとめ:噛む力を意識して生活

「噛む力」はシニア世代の健康寿命をのばすカギであり、日々の生活の質を左右します。歯を守ることはもちろん、入れ歯やブリッジを調整して「しっかり噛める」ようにしておくことも大切です。

和気歯科医院では、シニア世代の方の「噛む力を守るサポート」を大切にしています。

「噛み合わせ治療」「入れ歯」「予防歯科」のページもご参照ください。

定期的なチェックやメンテナンスを通して、いつまでも元気に、そして安心して食事を楽しめる毎日を一緒に育んでいきましょう。