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管理栄養士による食育講座
脂溶性ビタミンを知ろう!

「ビタミン」と聞くと、健康に良いイメージがありますよね。
しかし、ビタミンには水に溶けやすいものと、油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」があることをご存知でしょうか?
脂溶性ビタミン(ビタミンD・A・K・E)は、私たちの骨や皮膚、目の健康を守るために欠かせない栄養素です。しかし、以前のブログでご紹介した水溶性ビタミンとは違い、体内に蓄積されやすいという特徴があり、摂り方には少しコツが必要です。
「最近、肌荒れが気になる」「骨の健康が心配」「効率よく栄養を摂りたい」 そんなお悩みを持つ方へ。この記事では、和気歯科医院の管理栄養士が、4つの脂溶性ビタミンの具体的な働きや、吸収率を高める「賢い摂り方」、そして注意点まで分かりやすく解説します。 毎日の食事を見直すヒントに、ぜひご一読ください。
では、それぞれの働きや、どんな食品に多く含まれているのか見ていきましょう!
★ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨の健康をサポートするビタミンです。食事から摂ることもできますが、実は日光に当たることで体内でも合成されます。
ただ、あまり外に出ない方や日光を浴びる時間が少ない方は、食事から意識して摂ることが大切です。
多く含まれる食品:鮭、サンマ、ブリなどの魚類、きのこ類、卵 など
★ビタミンA
皮膚や粘膜を健康に保ち、目の働きや成長のサポートにも関わっています。
動物性食品に多く含まれるほか、緑黄色野菜にもカロテンとして含まれています。
多く含まれる食品:緑黄色野菜(トマト・ほうれん草・かぼちゃ・パプリカなど)、豚レバー、鶏レバー、ウナギなど
★ビタミンK
血液の凝固や骨の健康に関わっているビタミンです。食事から摂取できるほか、わたしたちの体の中で腸内細菌によっても作られます。
バランスの良い食生活をしていれば、ビタミンKが不足することはあまりないと言われています。
(※血液をサラサラにする薬を服用されている方はビタミンKの摂取を控えた方がいい場合があります。ご不明な点はかかりつけ医や薬剤師にご相談ください。)
多く含まれる食品:納豆、モロヘイヤ、海藻類、鶏肉 など
★ビタミンE
細胞の膜を守るはたらきがあり、体をサビつきから守る抗酸化作用でも知られています。
さまざまな食品に含まれているので、普段からいろいろな食品を食べていると不足しにくいビタミンです。
多く含まれる食品:アーモンド、うなぎの蒲焼き、西洋かぼちゃ、めかじき など

★脂溶性ビタミンの特徴って?
脂溶性ビタミンには、いくつかの共通した特徴があります。
①油と一緒に調理して吸収率アップ!
油に溶けやすい性質があるため、炒め物や揚げ物など、油を使った料理にすると吸収率がアップします。
②熱に強い
水溶性ビタミンと比べて加熱に強いため、加熱調理で栄養が損なわれにくいのも嬉しいポイントです。
ただし摂りすぎには注意が必要!
脂溶性ビタミンは体に蓄積されやすく、過剰に摂ると頭痛や吐き気といった症状を引き起こすことがあります。
特にサプリメントや薬で補っている方は、摂取量に気をつけましょう。

★まとめ
•脂溶性ビタミン(D・A・K・E)は油と一緒に摂ることで吸収率アップ!
•熱に強く、加熱調理でも栄養をしっかりキープできます
•体に蓄積されやすいため、サプリなどで摂るときは摂りすぎに注意しましょう。
今回は、健康な体を維持するために欠かせない脂溶性ビタミン(D・A・K・E)について解説しました。
それぞれのビタミンが持つ大切な役割と、油との相性や熱に強いといった特徴をご理解いただけたかと思います。 特にビタミンDやKが骨の健康に、ビタミンAが粘膜の健康に関わるように、これらの栄養素は「歯や歯ぐき」の健康とも密接に関連しています。
和気歯科医院では、むし歯や歯周病の治療だけでなく、管理栄養士による栄養指導や食育講座を通じて、お口の中から全身の健康をサポートしています。
「自分に足りない栄養素が知りたい」「お口の健康と食事について相談したい」という方は、ぜひお気軽に当院のスタッフまでご相談ください。

