ブログ
健康通信
ハロウィンのお菓子、どう付き合う?むし歯予防のための「食べ方」5つのコツ

🔸お菓子は全部がまんしなくていい
ハロウィンの時期は、お子さんが両手いっぱいのお菓子を抱えて帰ってくることもありますよね。うれしそうな笑顔を見るとほほえましい一方で、「こんなにたくさん、むし歯にならないかな」と気になる保護者の方もいらっしゃると思います。
歯科の視点から見ると、むし歯のなりやすさは、お菓子の量だけでなく「いつ・どんなふうに食べるか」にも大きく左右されます。
では、おうちでできる工夫はあるのでしょうか。
結論からお伝えすると、お菓子を全部我慢する必要はありません。むし歯を防ぐために大切なのは、「いつ・どんなふうに食べるか」です。
🔸なぜ「食べ方」でむし歯のなりやすさが変わるの?
お口のなかで繰り返される「溶ける⇄戻る」
甘いものを食べると、お口の中のむし歯の原因菌が糖をえさにして酸を出します。この酸によって、歯の表面からミネラルが少しずつ溶け出します。
ですが、食べ終わってしばらくすると、だ液の力で酸が中和され、溶けた歯の表面は元に戻っていきます。この「溶ける→戻る」のリズムが、私たちのお口の中で毎日食べたり飲んだりするたびにくり返されているのです。
「だらだら食べ」が歯の負担になる理由
少しずつ何度も食べる「だらだら食べ」をすると、歯が元に戻る時間がなくなってしまいます。同じ量のお菓子でも、1回で食べるのと、数時間かけてちょこちょこ食べるのとでは、歯への負担が大きく違うのです。

🔸むし歯予防のために、おうちでできる5つのコツ
1.食べる時間を決める おやつの時間にまとめて食べ、「15分程でおしまい」と決めましょう。
2.袋ごと渡さず、小分けにする もらったお菓子は一度おうちの人が預かり、その日の分だけお皿に出すと、子どもも納得しやすくなります。
3.口に長く残るお菓子に注意 飴やキャラメル、グミなど、なめ続けたり歯にくっついたりするものは、甘さが口の中に長くとどまります。選べるなら、さっと食べ終わるものがおすすめです。
4.食べたあとはお茶かお水を 飲み物はジュースではなく、お茶やお水に。口の中に残った甘さを洗い流す助けになります。
5.寝る前の仕上げ磨きをていねいに 寝ている間はだ液が減るため、寝る前の歯みがきが一番大切です。
🔸まとめ|ハロウィンを親子で楽しむために
ハロウィンのお菓子は、全部をがまんする必要はありません。食べる時間を決めてまとめて食べること、口に長く残るお菓子に気をつけること、そして寝る前の仕上げ磨きをていねいに行うことが、むし歯予防の大切なポイントです。食後の飲み物が気になる方は、以前の記事でご紹介した飲み物の選び方のポイントもあわせてご覧ください。
当院の小児歯科での予防の取り組みでは、お子さんの定期検診で、むし歯のチェックや歯のクリーニングに加え、おやつの選び方や仕上げ磨きのコツもお伝えしています。診療を担当するスタッフは全員女性で、歯医者さんが苦手なお子さんにも寄り添った診療を心がけています。赤ちゃんから中学生卒業まで続けられるお子さんの定期的な予防の仕組みもご用意していますので、ご家庭でのケアとあわせて取り入れてみてください。
「うちの子のおやつ、これで大丈夫かな」と感じたときは、どうぞお気軽にご相談ください。ご予約方法はこちらからご確認いただくか、お電話(086-243-9111)でも受け付けています。

